学部・大学院附属農場/フィールドサイエンス研究室

附属農場には、3学科の学生が所属できるフィールドサイエンス研究室を設置。田畑や果樹園、緑樹地帯、栽培温室、家畜舎などを整備し、より実践的な教育と研究が行えます。さらに平成28年度からは、新設された教育研究館に研究環境を移し、基礎研究から生物生産管理の技術開発まで、分析装置や情報処理機器を活用しながら幅広い研究を行っています。

附属農場

自分の手で作物を育てる感動が、ここにある。

農学を学ぶためには、実際の動植物に触れ、自らの手で育てることが不可欠です。実際の農場に立ち、暑さ寒さ、雨天や晴天、気候の変動や病害虫の被害などが動植物に与える影響を体感しながら、動植物に愛情を持って接していく中で、その成長を見守る、その感動こそが"農学"という学びの醍醐味です。

附属農場の概要

13万m2を超える敷地を持つ附属農場では、100~150種の花、500種以上の作物や果樹、野菜を栽培しています。樹木もさまざまな種類が揃っており、中でも竹笹類は100種を育成。畜産でも牛や山羊、鶏やガチョウなどの家禽8種、1000羽余りを飼育しています。さらに農場内に併設されたフィールドサイエンス研究室には、分析機器や情報資料室など、充実した研究設備が整っています。学生が自ら体験・実践し、さらに分析・研究しながら学びを深めることのできる環境です。

5つの教育研究分野

作物・果樹・蔬菜・花卉・畜産の5分野について、栽培・飼養管理の技術習得や、生物資源、材料の取り扱い、観察などを学びます。フィールドサイエンス研究室の専攻生はそれぞれの分野に分かれ、生物生産管理についてより深く追求しています。

作物学

水稲、芋、豆といった主要食用作物の種まきから植え付け、収穫などに取り組みます。作物の種類と特徴、栽培に使用する道具の種類と使い方も実習。作物管理の省力化技術なども学び、作物の安定多収をめざします。

果樹学

ブドウ、カキ、ナシ、モモ、カンキツ類などを中心に、摘花、果実の袋掛け、剪定などを実践しながら、発育過程を理解し、必要な管理技術を学びます。研究室では果樹の環境応答、果実の着色、成長調節物質の利用を中心に果実の肥大発育生理や代謝産物の動態を追求しています。

蔬菜園芸学

季節に応じて、トマト、キュウリ、パプリカ、玉ねぎなどの身近な野菜を栽培します。育苗、間引き・施肥などの栽培管理、花芽形成、開花、収穫に至るまでの野菜の結実・発育・成熟に関する生産技術を身に付けます。

花卉園芸学

播種、挿し木、株分けなどの方法で草花を増やし、鉢上げや鉢替えなども行います。シクラメン、パンジー、電照菊などを手がけ、基礎的な生産技術を学び、開花までの成長過程を理解します。

畜産学

牛、山羊、家禽の飼養管理の基礎を学び、家畜の栄養・繁殖・病傷予防などについて幅広く実習します。家畜の飼料生産から乳肉の加工についても学習し、理解や知識を深めていきます。研究室では山羊の乳生産や鶏の卵生産に関連する研究を主に実施しています。

地域貢献や体験学習などの取り組み

附属農場では、農場実習だけでなく、地域住民を対象とした連携講座を開講しています。さらに、地域の中・高校生に体験学習の場として開放し、多くの生徒達が、実践の中から、農業の大切さや楽しさを学んでいます。地域貢献の一つとして農場でとれた卵、野菜、果物、鉢花などの販売、11月には一般市民向けの公開行事としてオープンファームを実施。学部行事として6月には田植祭、10月に収穫祭を実施し、学部生、大学院生、教職員らが参加し、農作業体験と交流の場になっています。

学生の声

生物資源学科 2017年度卒業 濵島 有伽さん (愛知県立刈谷北高等学校 出身)
(あいち知多農業共同組合 勤務)

附属農場における生物育成からの学びと実践

附属農場では材料作りから研究を始めることができます。私は、卒業研究でペチュニアを交配し、大量の植物を種から育て、その中からよい形質のものを選抜しました。また変わった特徴を持つ花の遺伝子解析も行いました。ハウスいっぱいの花に囲まれ世話をしながら研究をするというのはとても貴重な経験でした。植物が好きで農学部に入学し、育てることが好きで附属農場に来たので、ここはやりたいことがやれる場所でした。オープンファームなどのイベントでは地域の方の声も聞くことができ、繋がりを感じることもできました。ここで得た知識や経験を仕事に活かし、花の魅力を伝えていきたいです。

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